老人ホーム紹介のお仕事をしていると、
認知症を発症された方々やご家族とのかかわりが多くなります。
勿論、何も知らないままケアマネさんやご家族の依頼を受け入居可能な介護施設を見つけ案内することは簡単です。しかし、多くの紹介される方はその対応なのかもしれませんが、私自身も医療福祉現場で少なからず経験を積んだ立場であることからケアマネさんやご家族の方から意見を求められることも頻繁にあります。
施設をお探しする前段階として、認知症を発症される以前、どのような人生を歩んできたかエピソード、ご本人の元々の性格、ご家族との関係性等なるべく多くの情報を提供して頂いたり、お聴きするように心掛けています。
又、認知症の種類によって予後をどのように辿るかは違います。
(詳細は
こちらでも確認できます)
軽度認知障害で介護施設へ入所したが結局は症状が進行してその施設が利用者さんに合わなかったり施設側の対応が困難になったりして介護施設を変えざる得なくなってしまえば、
ご本人は勿論、ご家族の方へも大きな心労となることも考えられるので、それも踏まえ事前に施設様へも将来的なこともご相談しています。
ご家族も、親が認知症と診断された時、ショックを受け、戸惑い、混乱するとは思います。
最終的に認知症の理解が深まり認知症になった親の心理を自然に受け止められるようになり、
家族の一員としてあるがままを受け入れられる気持ち、つまり、
「受容」できるようになるまでは、周囲の理解と支援、適切な介護サービスへ結びつくことで徐々に気持ちに余裕ができることでその領域に辿り着くものです。
それまでは、
まさかという「否定」、おかしな言動に気づいても他人に打ち明けるか悩むなどの
「戸惑い」そして、
どう対応してよいかわからず「混乱」して「拒絶」、「イライラや怒り」と
永遠にこの生活や対応が続くと感じる絶望感に陥ってしまう時期に移行してしまいます。
その後、
イライラしても何もメリットもなく解決にはならないという「割り切り」の気持ちが生まれてきます。
この3段階のステップを得て最終的に「受容」に辿り着きますが、このステップの中で何度も行き来することもあります。認知症の方がご家族にいることは決して隠す事ではありません。2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人、85歳以上では4人に1人が認知症になると推計されています。ご家族の方は、抱え込まず、適切な専門機関等へ相談したり、必要なサービスを受けること、近隣の方に勇気を持って打ち明けて支援を求めることなど、様々な人の支援や関りでご家族の方の内面を吐き出すことで孤独感や今後の見通しが持てるようになるとは思います。私自身感じることは、介護施設を探す民間の紹介会社という立場ではありますが、
より専門性と経験を生かして様々なニーズに対応すべきだと日々感じて皆様と関わらせてもらっています。
福祉の専門家がいる 老人ホーム紹介 センター でしっかり相談。介護施設 老人ホーム を 札幌 で探すなら 介護住宅改修 もできる 不動産会社 株式会社フォーディー ワントップパートナー札幌白石店 まで。